カナダ親子留学 StudyPermitの提出書類 片親同意書(consent letter)の準備
カナダでは未成年者の連れ去りや離婚した親権者以外の片親による子供の不法な連れ去り等を防ぐためにハーグ条約を締結していて、18歳未満の渡航時には両親の渡航同意書(consent letter for children travelling abroad)の持参が推奨されています。
片方の親が同行しない場合も、同行しない方の親による同意書が必要で、公証役場で公証を受けたものが無難そうでした。
カナダ政府のカナダ国外に旅行するお子様の同意書ページ(Consent letter for children travelling outside Canada)に詳細が書かれているので、ブラウザの翻訳機能等を利用して読んでみてください。
Any adult may witness the signing of a consent letter. It is strongly recommended that a notary public witness and sign the letter as border officials may be less likely to question its authenticity.
とあって、成人している人の立ち会いのもと署名したものでも良い、的なことが書いてありますが、不安だったのと、StudyPermit申請の時も同意書が必要で、添付書類をなるべく確実なものにしておきたかったので、公証役場で公証してもらう予定にしています。
我が家のカナダ親子留学は母子留学になるので、父親である夫は日本に残りお留守番となります。
最初の渡航時は、夫の仕事の都合で一緒に入国できません。(日本に残されるものとして少しでも安心を得るために、カナダでの生活状況を少しでも見ておけるように1週間程度遅れる形で、夫はカナダに単独で入国します。)
このため、父親でおある夫の同意書が必要になりますので、今回はその備忘録を記しておきます。
ちなみに、アメリカ経由で入国予定ですが、アメリカもハーグ条約の締約国であるため、同じ様に夫の同意書が必要です。
カナダもアメリカもフォーマットはカスタマイズ自由なので、同じでも良さそうでしたが、入国日等をどのように記入したら良いかわからなかったため、
- カナダはカナダへの入国日となるような同意書を作成し、公証役場で公証してもらう。
- アメリカはアメリカの入国日、トランジットで日付が変わるためその出国日となる同意書を作成し持参するのみにする。
の予定にしています。
取り急ぎ、カナダへchibinicoのStudyPermit申請をするために目下活動中のため、アメリカ用の同意書が公証役場での認証が必要であるかは後日調べることにしてそっと横においておきます。
カナダでの生活が落ち着いたらニューヨークに遊びにいきたい、ナイアガラの滝を見に行きたいと、いろいろ楽しみがありますが、カナダからアメリカに行く際もきっと同意書が必要になるだろうけど、夫は日本。どうするんだろう?って疑問の解決をゆくゆくはしないといけないと思うと先が思いやられますが、まずはまずはカナダに行くことを最優先に!
渡航同意書(コンセントレター)テンプレートの準備
カナダ政府のカナダ国外に旅行するお子様の同意書ページ(Consent letter for children travelling outside Canada)のページをスクロールしていくと、
というリンクが出てくるので、上の方のSample consent letterをダウンロードして利用しました。
下のリンクの「Interactive form for writing a consent letter」の方は、PDFをダウンロードしたら開けるようになって(ブラウザ上ではエラーになって開けない)、必要事項を入力していくと最終的に綺麗なフォーマットで同意書を作成してくれます。
ですが、入力情報が丁寧すぎて、しかもPDFが暗号化されているので翻訳するのにいちいち入力(コピペできない)しないといけなくて、途中でめんどくさくなった(笑)ので「Sample consent letter」の方を利用しました。
JALのサイトのPDFで、各国の同意書についてのリンクが用意されているのですが、カナダについては少し情報が古そうだったので、直接このカナダ政府のサイトからダウンロードした方が無難そうでした。
カナダのコンセントレターの例
これはカナダ政府のサイトで配布されているPDFを画像にしたものです。 この同意書をサンプルとしてカスタマイズもできるよ的なことが書いてありますが、わたしはそのままこのPDFをAdobeで編集する形で必要事項を記入していきました。ピンクの文字のところが私が記入した箇所。
所在する住所等は現在わからないので空欄にしてます。
また、渡航日は既に飛行機のチケットをとっていたので決定していましたが、帰国日に関しては未定なので、この時既に申請が通っていたCAQの期限を記入しておきました。
これを持って、夫に公証役場に行ってもらってサインをしてきてもらおうと思います。
公証役場で公証してもらった
早速、上記のように記入したものを、近くの公証役場に持って行って(夫が)公証してもらいました。
英語の文書ということで、料金は11,500円。
サンプルに記載の公証人の方がサインをする欄として用意されていた「Signature of witness」へのサインはされず、登簿番号が書かれた認証証書?が持って行った同意書にホッチキスで止められ、割り印が押される形で渡されました。
「絶対に切り離さないように」と夫は注意されながらもらったそうですが、カナダに割り印の文化あるのだろうか・・・。
印鑑の文化がないだろうに、不思議だ。
翻訳した戸籍謄本と、CAQの申請時に支払い後ダウンロードできる「Declaration_of_consent」を印刷して夫にパスポートと同じサイン(日本語でOK)を書いてもらい、パスポートとセットにした1枚のPDFにして送信でOKでした。
これでいいのかどうかは不明です。
わたしはいろいろチャレンジしたいので自分でやっていますが、頼めるのなら有料でも専門業者さんに相談してやってもらう方が断然安心です。
素人の個人の備忘録なので、参考にしないようにしてくださいね。
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