長期親子留学、海外医療保険どうしよう?つらつらと。
長期の親子留学の場合、海外医療保険どうしたらいいだろうか。。。
エージェントさんからは海外医療保険の紹介ができると連絡が来ていたので、きっと入っていた方がいいのだろうとはわかりつつ、なるべくなら無駄な出費は控えたいところ。少しでも多くの留学費用を確保しておきたいってのが正直なところ。
医療費が無駄、という意味ではなくて、たとえば、クレジットカードに付帯の保険でなんとかならないのか、とか、日本で入っている医療保険はどうなるのか、とか、わたしのように、健康保険被保険者(社会保険)のまま親子留学に出る場合、無駄になりすぎるんじゃないか(あとで詳しく)とか、いろいろちょっと調べる必要があったので、記事にしてみたいと思います。
この記事は調べながら思いついたこととかをつらつらと書いてるのみのあまり人様の役に立つようなないようではないと思われますのでご了承ください。
まずは海外(カナダ)で医療を受ける際の「保険」と言われるものの知識の整理を。
勘違いしていたこととかも多かったので、まずは知識の整理を。
カナダの医療費はタダ。っていうのは健康保険があればタダってこと。
カナダの医療費はタダで、歯科とか眼科だけ有料。ってとかいうざっくりとした知識しかなくて「えっ?タダなんですか?」っていうインパクトにやられて、思考停止してたんですが、当たり前だけど、日本の保険制度と同じく、健康保険への加入があって初めて医療費が無料になるんですね。(あたりまえ←2回目)
じゃぁ、カナダの公的な医療保険に入れるの?
カナダの公的な医療制度はメディケアっていうらしい。じゃぁ、メディケアに加入すればいいんだね!って単純なことでもなく、州によって、移民、留学生、ワーキングホリデー、就労ビザがある、出身国、等によって加入できる条件が異なり、ワーホリは不可で就労ビザがある人に限定されてる州や、ワーホリでも加入資格がある州など様々。中には就学許可で加入可能な州もあるようです。
わたしが行く予定のケベック州では、ケベック州と社会保障協定を締結している国の出身者であればすぐにでも保険に加入することができるようです(2023年5月中旬時点ではベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ギリシャ、ルクセンブルク、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、セルビア、スウェーデン)が、日本は含まれず、学生ビザでの加入もできないので公的な健康保険は諦めるほかなさそうです。
それぞれの州の保険加入条件を見るのに参考になるページ
- めちゃんこ調べててたどりついたアユカナダさんの記事では、ワーホリでも健康保険に加入できる州が紹介されていたのでワーホリで行く方は参考になると思います。
- hcanadavisa.comに掲載されていた表も少しは参考になるかもしれません。英語なのでChromeなどを使って日本語表示してみてみてください。 Student Health Insurance Across Canada
民間の保険に入らずクレジットカードの付帯保険じゃだダメ?
クレジットカードに海外旅行保険が付帯していることが多いと思いますが、いつも海外旅行に行く際は、この海外旅行保険が付帯しているカードで支払い(利用付帯のカード)をしたり、自動付帯のものを持つなどして保証金額を調整して、保険が適用になるようにしていました。
クレジットカード付帯の保険は、保険期間が長くて90日とかなので、自動付帯と使用付帯とを上手に使って裏技でなんとか・・・・・・はなりません。1年はちょっと全然無理でした。
クレジットカード付帯の保険の裏技
海外旅行によく行く人やバックパッカーさんなんかにはよくしれた方法ですが、カードの保険期間をうまくつかって旅行中の保険をまかなうやり方があります。
短い旅行や年に数回日本に帰ってこられるような距離ならこういった方法でもいいですよね。
すぐに帰る予定の旅行で考えられる「もしも」と生活レベルでの「もしも」は冷静になって考えてみると全然違うので、使えるものがあればラッキーくらいでお守り代わりに持っておきます。
医療的な保険としてより、カードで買ったものが壊れた、とかそういう保険としては十分な安心を与えてくれるだけで御の字です。
結論
3ヶ月を超えるような長期留学は保険入ろう!問答無用で入ろう!!ってことで、決着がつきました。(わたしの中で)
入るなら現地の保険
おそらく、長期留学をする場合は大抵エージェントさんにスポットでも何かしらお世話になっていると思うので、エージェントさんに現地の保険を紹介してもらうのが一番良さそう。または学生ビザでいくなら学校が紹介している保険とかかな?
カナダは移民の国だから、公的な保険に入れない人が多いからか、民間の医療保険の互助力が発揮されているっぽくて(いや、事情は知らないんだけど。勝手な妄想)、日本の会社が提供している海外旅行保険と比べると低料金。
保証内容が違うので比較しようがないけれど、日本の保険を見てみるとべらぼうに高くて(20万円超え)、エージェントさんに紹介してもらった保険は1日2CAD。365日で計算しても730CAD(100円換算で7.3万円)。
1日200円で安心が買えるなら、買うっきゃないっしょ!ってことで、そうすることにしました。
留学生向けの保険っぽい設計で、「被保険者が入院した場合、家族・友人付き添いは渡航費$5,000まで。その際の宿泊費と食事代合計$2,000まで(1日$400まで)。」って保証の「入院付き添い」なるものがあるのも決め手のひとつに。
万が一、わたしが現地で入院でもしようものなら、子供はどうなるのか!ってもしもことを考えてぶるぶる震えてるときに、夫がこっちにきてくれたらいいじゃない、お金は保険でなんとかなるしね!って思えたら、嬉しくて元気になっちゃうかも。
正に、何かあった時の保険で、生活を現地でしているからこその設計はマジ神。
現地の保険は渡航してから入るのもOK
日本の海外旅行保険や留学保険は、日本国内で契約してから渡航する必要があります。
現地の保険は、なんと渡航してからの契約でもOK!ってそりゃ日本縛りとかある訳ないですもんね。
ということは、節約しようと思ったらクレジットカードの保険と併用したらいいんじゃない?
ここでセコイ節約上手なわたしは考えました。
クレジットカードの海外旅行保険は、保険期間が90日(カードによる。60日の場合もアリ)で、保証金額や内容を見て、大丈夫そうであればこの期間は現地の留学保険に入らずに、このカードの保険期間が終了する間近に現地の保険を契約したらいいんじゃないかな?なんて思いました。
やらないんですけどね(笑)
クレジットカードに付帯の保険のポテンシャルを見極めつつ、もし留学保険の手続きが間に合わなくても大丈夫、他にやることがあるならあと回してもOK、くらい気軽に構えるものとして捉えておきます。
参考URL
ケベック州と社会保障協定を締結している国の表
ケベック州と社会保障協定を締結している国の一覧。この中のHealth insurance(RAMQ)と記載のある国がケベック州ではRAMQの申請をすぐに提出し待機期間がない状態で健康保険を取得することができます。
日本も乗っけてくれないかなー
Table of countries who have signed a social security agreement with Québec
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